2014年5月4日日曜日

井山大今

目黒にあるBlues Alley Japan というライブハウスに行ってきた。
目的は、たぶん日本最高のミュージシャンの演奏を聞きに行くためである。
40年以上に渡り日本の音楽シーンを支え続けてきた、(Key)井上鑑 (Ds)山木秀夫 (B)高水健司 (G)今剛 による井山大今というバンドである。ベースの高水さんは、見た目が大仏みたいだから、大みたい。
 
 ※Blues alley FBより
全員、数え切れないほどの作品を世に提供してきているので、とても説明はできないのだけれど(メジャーなところで言うと山木さんはB'z、井上さんはピンクレディーとか、今さんはexileのatsushiの楽曲で見かけた。)、  昨今は、なんと言っても福山雅治のバックバンドというイメージが強い。今回のライブツアーは名阪東と題され、名古屋、大阪、東京の三箇所で行ったのだが、福山さんの全国ツアーの合間を縫って、開催といったところだろうか。
おそらく数万人の前で卓越したプレーを見せていた人たちが、百人規模の箱で演奏をして、近くで見れるのだから贅沢であると思ってしまう。

4月30日 21時20分ごろ、本日2ショット目のライブが開始された。MCは主に井上鑑さん、「ミュージシャンというのはめんどくさがり屋で、こういった機会を作ってくださった方に感謝を~」と謝辞を述べ、また「僕ら新人バンドですから、スタッフがTシャツを作ったので良かったら是非」といったコメントを交えて会場を暖め、演奏スタート。うーん、うまい。知ってたけど。

2曲目のKeys and goldでは 、ロックで洗練された演奏を披露。こりゃすごいと唸ってしまった。と、同時にこのメンバーを後ろに携えて、歌って負けない福山雅治ってすごいんだなと。そして、山木さんのドラムは重い。大柄な方ではないのにすごいなぁ。
  
heavy snowでは、アタマのコードのダウンピッキングを今さんが間違えるという珍事も。「間違えたぁ」って今さん、叫ぶ。弘法も筆の誤りというやつ。気を取り直して、その後は 素晴らしいギタープレイを披露。

個人的に一番しびれたのは、Stravinspeeding。これがカッコいい曲なんだけど、変拍子なのか、素直にリズムを取り続けられない。。でも、いとも簡単に演奏するからまたカッコいい。
その後も和やかな雰囲気で、進行。お客さんも古くからのファンが多いのでしょうか、とても暖かく、素直にいいなぁと思ってしまった。

あとは、最近亡くなられてしまった大瀧詠一のspeech Balloonを演奏したのだが、井上さんが、大瀧さんとのエピソードを紹介してくれた。「アルバムを出すに当たって、何かカバーをやろうとこととなり、大瀧さんの曲をカバーしたいと、本人に伝えたところ、大滝さんは『このメンバーでやっていただけるのなら、煮るなり焼くなり好きにしてよい』とおっしゃられてカバーしました。完成後もちゃんとした形でご報告できずにこの世の人ではなくなってしまったことが残念です」と。大瀧さんのアルバムのアレンジも担当されていた井上さんだけに、色々と積重なる想いを感じました。

 本当に美しいメロディで何十年後も日本が誇れる楽曲だと思うとのことで、気持ちをこめた演奏を聞くことができたので、なんだか寂寥のなかにも聞けたことに対する嬉しさが混じり、不思議な感覚だった。 


そして、何よりも皆さんが40年も切磋琢磨してやってきた仲の良さを感じることができて、妙に嬉しかった不思議なライブでありました。
まだまだこのメンバーの演奏をどこかで聞く機会は、いろんなシーンであるとおもうので、これからの活躍にも楽しみです。